不動産会社がVR内見を導入するメリットとデメリットについて紹介します!
2022/12/15
多くの人が内見見学というと実際に足を運び、建物の様子を見るといったイメージをもたれます。
VRが普及してきた現代にとって、わざわざ足を運ぶ内見よりも気軽に、その場にいるような感覚で物件の内見ができます。
今回は不動産会社がVR内見を導入するメリット・デメリットについてご紹介します。
不動産会社にとってVR内見のメリットとは
日常業務の効率性向上が期待される
実際にいくつも現地に足を運ぶとなると、お客さまも不動産会社側も多くの時間が必要です。
そこでVRを活用することにより、実際に足を運びたい内見をいくつか絞り、内見時に1箇所に当てる時間を多く確保することが可能となり、じっくりと内見見学ができます。
さらに管理会社とのやり取りもなくなるため、管理会社の定休日や他の内見客との時間調節の制約に縛られません。
成約率が期待される
VRを活用することにより、1箇所あたりに割く時間が短くなることから、お客さまにより良い物件を複数提案できます。
言葉の説明だけではイメージを膨らませることは難しい説明も、VRを活用することによってイメージが湧きやすくなることにも繋がります。
また、これから空室になる物件も事前にVR化しておくことにより、空室率の減少にも期待できます。
集客率が上がる
「わずか3分で内見見学可能」と宣伝広告していると、自然にお客さまは興味を持ちます。
VRを体験してみたいといった方は多く、VRの宣伝広告を使用することによって関心を集め、実店舗の集客にも繋がる仕組みとなります。
地方から就職・進学するといった、実際に現地に行くことが難しい顧客でもVR内見のおかげで交通費や時間の削減にも繋がります。
このようなことから、VR内見を提供している不動産会社の方が契約率や依頼率向上が見込まれます。
VR内見導入によるデメリットとは
入居希望者が物件の雰囲気を感じれないことです。
VRは実際の景色は再現できますが、視覚以外の五感で雰囲気を感じ取れない、周辺の治安状態や近くにどんな建物があるのかを把握できないといったデメリットがあります。
他にもVR酔いを起こしてしまうといったデメリットもあります。
まとめ
今回は、不動産側がVR内見を導入するメリット・デメリットについて紹介しました。
導入することにより業務の効率性向上、お客様が関心をもつといったことが挙げられますが、物件以外の様子を見れないといったデメリットもあります。
このご時世、感染対策としてVR導入を考えてみるのも1つの手です。