不動産業界もDXが進んでいる?現状と注目DX事例をご紹介!
2022/05/10
不動産業界で進んでいるDXに関して、疑問やお悩みをお持ちの方は必見です。
今回の記事では、不動産業の現状と課題をまず解説し、その後DXによって成功した事例を3つご紹介します。
目次
不動産業界の現状と課題
ここでは現状を2つの観点から説明し、それぞれの課題を紹介します。
1.旧来のアナログな体制からの脱却がされつつある
不動産業界には、これまで業界特有のアナログな体制や業務フローがありました。
それによりデジタル化による効率性向上が阻まれてきました。
しかしコロナ禍によりテレワークが急速に普及すると、デジタル化が見直されるようになりました。
現在では、さまざまな分野でのデジタル化は非常に進んでいます。
今後はアナログとデジタルをいかに使い分けるかについても考える必要があるでしょう。
2.消費者ニーズの変化
消費者の購買プロセスも変化し、現在ではインターネット上で情報収集をすることが一般的になっています。
そのため、現在では使いやすいインターネット上でのサービスがいっそう求められるでしょう。
デジタル化は、ユーザーに合わせたサービス提供のためにも重要になっていくと予想されます。
デジタル化による3つの成功事例
1.三井不動産の事例
以前は、直接の内見のみが可能であり、遠方のお客様の対応ができないのが課題でした。
そこで三井不動産はオンライン内見をできるようにし、課題を解決しました。
このとき利用したのはAIカメラです。
建物の状況を離れた場所からチェックできるようになりました。
また入店者の数や性別、年齢層といったデータも収集しました。
ここで集めたデータは今後も活動に利用され、さらなる収益増が見込めるでしょう。
2.あいホームの事例
あいホームの展示場への来場者は、コロナ禍の影響で一時期は半分まで落ち込みました。
そこで取り入れたのがバーチャル展示場です。
この展示場はスマホからでも見られるという手軽さがあり、契約数が128パーセント増になりました。
3.スペースリーの事例
スペースリーが提供したのは、「ブラウザー上からパノラマ画像を閲覧できるオンライン内見サービス」です。
また、その際に集めたデータを用いて物件の成約率向上に結び付けました。
まとめ
今回は、不動産のDXの必要性と事例をご紹介しました。
不動産DXは上手く使うことで、不動産業に大きな利益をもたらすでしょう。
当社では不動産会社向けにシステム開発やウェブ作成といったサービスを提供しています。
DXに関する疑問やお悩みがあれば、気軽にご相談くださいね。