なぜ不動産業界はデジタル化が求められている?成功事例とともに解説!
2022/05/06
なぜ不動産業界はデジタル化が求められているかご存じでしょうか。
今回はその理由と、デジタル化による成功事例をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
デジタル化が求められている理由
1.高度技術の一般化
実は、不動産とデジタル化の相性は高いです。
それでもデジタル化が進んでこなかった原因は、複雑な不動産業界にテクノロジーが対応できていなかったためです。
不動産に関する情報は多岐にわたります。
すべての建物が土地に合わせて作られており、車のような厳密な規格化はできません。
また、交通アクセスや周囲の環境といったデータも不動産には影響します。
このような膨大な量のデータを、現在では取り扱えるようになりつつあります。
AIやビッグデータ、クラウドサーバーといった高度技術が一般化され低価格になってきているためです。
2.コロナによるニューノーマルの誕生
コロナ禍前は、対面による顧客とのやりとりが一般的でした。
デジタルという選択肢はほとんど採用されてきませんでした。
しかしコロナにより、そのような遠隔での対話が見直されました。
これからは本当に必要な時だけ対面、ということも増えていくでしょう。
このように、コロナによってもデジタル化が進んでいます。
不動産業界におけるデジタル化による成功事例の紹介
1.三井不動産の事例
三井不動産は、デジタル化を推進している企業です。
システム統合やクラウド活用、ペーパーレス化や印鑑レスにより、開発業務。受発注の35パーセントを削減することに成功しました。
コロナ禍においてはテレワーク率9割を達成し、従業員の満足度も向上しています。
2.GA technologiesの事例
2013年の設立以降、不動産ビジネスにテクノロジーやイノベーション技術を用いてきたこの会社は、現在では売り上げ600億円を達成しています。
また、東証と経産省が共同により、DX銘柄に認定もされています。
具体的には、不動産プロセスの包括的なデジタル化、完全非対面の不動産販売といったサービスの提供をしています。
不動産業界において一歩先のデジタル化を行い、大きな利益を獲得している企業と言えるでしょう。
3.効果の薄い宣伝方法をしていないか
広告を種類ごとに、費用・集客という観点で比較することが大切です。
費用対効果の低い広告を打たず、集客できる広告に絞るのも良いでしょう。
まとめ
今回は、不動産業界でデジタル化が求められている理由と、デジタル化による成功事例をご紹介しました。
不動産と相性の良いデジタル化の動きは今後さらに活発になり、デジタル化によって成功する企業も増えていくことが予想されます。
当社は不動産業に特化したITサービスを提供しているので、ぜひご利用ください。